こんにちは。田中 雄です。
今日はちょっと今までにない感じのブログネタです。
ギターを弾かない人でも、「Gibson」とか「Fender」は聞いたことがあるかもしれません。
それくらい有名なメーカーです。
で、そのFenderが興味深いデータを出しているのをネットで見つけましたので、
紹介しようかなと思います。
本記事のテーマ
Fenderの経営戦略と最近のギター事情【ギター挫折率90%?】
Fenderの経営戦略と最近のギター事情
と、いうわけで早速ですがこの記事です。
2019年の記事なので、今はもう少し状況は変わっているかもしれませんが、
僕自身とても勉強になりましたので、ご紹介します。
◎記事の要約
2015年からCEOに就任したアンディ・ムーニー氏。
この人はナイキやディズニー、クイックシルバーなど
大手アパレル、ライフスタイル、エンターテイメント企業で
実績を積んできたやり手の経営者とのことです。
彼がCEOに就任して、まずデータ収集を行いました。
調査の結果わかったことは以下の5つ。
- ギターユーザーの50パーセントが女性である
- フェンダー・ギターの購入者のうち45パーセントは、初心者である
- その初心者のうちの90パーセントの人は、1年以内もしくは90日以内でギターを辞めてしまう
- ギターを購入した人はその4倍をレッスン料につぎ込んでいる。
- 初心者の中で、脱落しなかった10パーセントは一生ギターを弾き続ける
出典:
CCCミュージックラボ株式会社
「老舗ギターブランド「フェンダー」が成長し続けている理由」
この調査結果を元に、いろんな施策をしていったという記事です。
詳しい内容はぜひ記事を読んでみてください。
◎調査結果からわかること
僕が上記のFenderについての記事を読んで気になったのは以下の2点です。
- ギターを買う女性が増えた。
- ギターを始める人が多くなったが、だいたいの人が続かないでやめている
です。
ギターを始める女性が多いのは意外でした。
言われてみれば、ツイッターやインスタグラムの「弾いてみた」的な
動画は女性も多い気がします…。
ギターを始めて購入はするものの、
続けられないでやめる人が多いのはなんとなく知っていましたが、
まさか90%もやめる人がいるとは思いませんでした。
まあ、ギターって地道な練習が必要で
弾けるようになるまで結構時間がかかるし…。
仕方ない部分もあるのかなと思いますが…。
Fenderの今後を予想
上記を踏まえて、今後のFenderを予想したいと思います。
これはもしかしたら、ギター業界全体に言えることかもしれません。
◎女性向けのギターが増える
今後、女性ギタリストが増えることを考え、
小さめのボディのギターやカラーバリエーション豊富なモデルの開発など、
ギターのシェイプやカラーも少し女性向けのモデルが発売されるのではないかと思います。
あと女性ギタリストとのエンドース契約なんかも増えるんじゃないでしょうか。
◎手ごろなアコースタソニック発売
Fenderはエレキは圧倒的なシェアを誇りますが、アコギは弱いことや、
「エレキ人口」よりも「アコギ人口」の方が多いことから、
アコースタソニックというギターを開発しました。
アコースタソニックは今は結構高額ですが、
もっとダウングレードした低価格帯のものが発売されるのではないでしょうか。
(すでに少し安いモデルは発売されている)
Fender JapanとかSquierになっていくのかもしれませんが。
もっと初心者向けで手頃なモデルが発売される気がします。
まとめ
ということで、本日は
「Fenderの戦略から見る最近のギター事情」ということで、ご紹介しました。
とても興味深い調査結果だったように思います。
「ギターを始める人が多くなったが、だいたいの人が続かないでやめている」
というのを受けて、初心者の人がギターを挫折せずに続けてもらえるような
記事を書いていけたらいいなと思います。
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