こんにちは。田中 雄です。
ギターを始めて多分もうすぐ25年ほどになります。
「今になって思えばこうすれば良かった」
「こうしていれば簡単だった」
というのをシェアしていきたいと思います。
本記事のテーマ
【超便利なコード】パワーコードについて【解説と押さえ方】
パワーコードと呼ばれる「押さえ方」があります、またの名前を5度コードと言います。
これは便利な押さえ方なので覚えておくととても便利です。
この記事は以下のような方にオススメです。
- パワーコードは聞いたことがあるけど詳しく知らない方
- コードについて勉強中の方
この記事は見出しと太字にアンダーラインの箇所を読むだけでも
なんとなく内容がわかるようになっています。
全て読んでも大体、5〜10分で読める記事になっています。
パワーコードについて
パワーコードとはコードの中の1度(ルート)と5度の音のみを
押さえて弾くコードのことです。
例えばギターのFコードは下記のフォームになります。
Fコードのパワーコード下記です。
メリット
メジャーとマイナー区別しなくていい
簡単に説明するとメジャーとマイナーはルートに対して
3度が半音違う事によって表現されています。
ですが、パワーコードは1度と5度しか鳴らさないので、
メジャーコードでもマイナーコードでも同じフォームになります。
音が濁りにくい
例えばバンドなどアンサンブルの中で、
複数人が複雑なコード(テンションコードなど)を弾くと、
音がぶつかったり濁ったりする可能性があります。
また、音が合っていても楽器や出音の相性によっては
調和していないように聞こえてしまうこともあります。
その点パワーコードは音数も少なく使っている音も
主張の強い音ではないためか、濁りにくいように思います。
パワーコードにはロックなイメージがある
ギターのパワーコードには歪んだロックギターのイメージがあります。
ロックはロックでもHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)です。
これらのジャンルのギターサウンドは激しい歪みを用いられることが多く、
その音でコードを弾くと聞き取りづらくなったために、
音を省略することでパワーコードが使われるようになったという話もあります。
ただアンサンブルの中で音が濁りにくいためか、
HR/HMに限らずポップスでもよく使われているように思います。
まとめ
今回はパワーコードについてでした。
簡単で使い勝手がよく、便利なコードだと思います。
理論的には1度と5度の積み方になり、
メジャーとマイナー関係なく使うことができるのが、
大きなメリットだと思います。
ギターのパワーコードにはロックな響きがあります。
ピアノで1度と5度を弾いても同じ感じにはなりませんので、
パワーコードのロックな感じはギターの一つの特徴と言えるかもしれません。
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