こんにちは。田中 雄です。
ギターを始めて多分もうすぐ25年ほどになります。
「今になって思えばこうすれば良かった」
「こうしていれば簡単だった」
というのをシェアしていきたいと思います。
前回に続き、「オクターブ奏法」についてです。
今回は少し応用編になります。
本記事のテーマ
ノイズが出る12フレット上でのオクターブ奏法の対処法
オクターブ奏法がどんな奏法なのかは、前の記事をどうぞ。
この記事は以下のような方にオススメです。
- オクターブ奏法をよく使う方
- オクターブ奏法をやるとき12フレットでノイズが出て困ってた方
この記事は見出しと太字にアンダーラインの箇所を読むだけでも
なんとなく内容がわかるようになっています。
全て読んでも大体、5〜10分で読める記事になっています。
12フレットでのオクターブ奏法について
12フレット上でのオクターブ奏法とは、
例えば下の図のような押さえ方です。
ふつうに曲中で出てきそうです。
何が問題なのか
オクターブ奏法では、押さえてる音以外は
ミュートして鳴らないようにして、
全ての弦をストロークすることが多いと思います。
つまり上の図では音を鳴らすのは5弦12フレットと
3弦14フレット。左側に×が書いてある弦は、
全てミュートして音が鳴らないようにすることが基本です。
ただこの押さえ方では
他のポジションは問題ないのですが、
12フレット上の場合ノイズが出てしまいます。
理由は、他のポジションでは
人差し指を弦に少し触れることでミュートできていたものが、
12フレット上ではハーモニクスが鳴ってしまうからです。
そのせいでキレイにオクターブのみを鳴らすのがかなり難しくなっています。
- ハーモニクスについてはまたいずれ記事を書きます。
解決方法
それでは、解決方法をご紹介します。
押さえ方を変えて下記のように押さえます。
人差し指を弦に触れるだけにしてミュートをします。
こうすることで、人差し指の位置が
11フレットになり、ハーモニクスがなるのを防ぐことができます。
僕の場合は12フレット上でオクターブ奏法をする時のみ、
この押さえ方に変えています。
あきらめる
12フレットではノイズが出るものとして、
あきらめるというのも、一つの手段かもしれません。
ノイズが出るのが必ずしもダメなわけではないので。
速いフレーズや、ノイズが出た方が雰囲気が出るような曲なら
それもありかもしれません。
12フレットでのミュート問題
12フレット上で指を触れるだけのミュートができないのは、
オクターブ奏法だけではなく、リードギターを弾くときにも
問題がある場合があります。
その都度対処しなければならない問題ですが、
要は12フレットではハーモニクスが鳴ることを
知っていることが大切です。
まとめ
今回は12フレット上でのオクターブ奏法についての記事でした。
この問題について記事を書くために軽くネットで調べてみたのですが、
なぜかあまりネット上では情報が得られませんでした。
なので今回は僕自身の解決法というかどうしているかを書きました。
ギタリストのみなさんはどうしているのか、
もしよかったら共有いただければ幸いです。
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