こんにちは。田中 雄です。
今回はNirvanaという伝説的なバンドのフロントマン、
Kurt Cobainが使っていたアコースティックギターについての記事です。
Nirvanaについてはコチラ
Kurt Cobainについてはコチラ
本記事のテーマ
カートコバーンのギターMartin D-18E【約6億4千万円】
この記事は見出しと太字にアンダーラインの箇所を読むだけでも
なんとなく内容がわかるようになっています。
全て読んでも大体、5〜10分で読める記事になっています。
カートコバーンのギターMartin D-18E
今回取り上げるギターは、Martin D-18Eというギターです。
このギターは1993年にNirvanaが『MTVアンプラグド』に
出演したとき使用していたことで知られています。
このギターが2020年に競売にかけられ、
601万ドル(約6億4,200万円)で落札され世界一高いギターとして話題になりました。
どんなギターなのか写真を見てみたい人は、Googleで画像検索してみてください。
Martin D-18Eについて
調べたところ、このギター自体がかなり珍しいもののようです。
以下、調べてわかったことです。
- 1959年頃に1年間だけ生産された世界で302本しかないうちの1本とのこと。
- 4つのつまみがついたD-28Eもある。
- アメリカでも発売時には酷評されたらしい。『世界一格好悪いギターだ!』とか言われていた。
- Kurt Cobain自身、このギターをあまり気に入ってなかったらしい。
- Kurt Cobainはサウンドホールの真上にバルトリーニというピックアップを後付けしていた。
- Kurt Cobainはロサンゼルスのギターショップ、Voltage Guitarsで当時5000ドルで購入したというギターらしい。ココかな?
- 落札したのはオーストラリアのオーディオ機器メーカーの創業者のピーター・フリードマンさん。オーディオ機器メーカー「ロード・マイクロフォンズ」の共同創業者。
- このギターについて調べるとやたらと俳優の大浦龍宇一のブログがヒットする。(詳しいらしい)
MTVアンプラグドでの、このギターの音
Martin D-18Eはディアルモンドというピックアップを二つ搭載しています。
しかし上記でも紹介した通り、Kurt Cobainはバルトリーニというピックアップを
後付けして使っていたそうです。
あのアコギの箱鳴りもない、硬質で独特なサウンドはバルトリーニの音だそうです。
おそらくエレキギターのピックアップだと思うのですが、
音を歪ませたりするための処置だったのかもしれません。
その他、話題のカートコバーンのギター
その他のKurt Cobainのギターについて、
最近では以下のようなニュースがありました。
名曲MVで使用したエレキギターが5億7000万円で落札
https://realsound.jp/2022/05/post-1035931.html
“Nevermind”30周年を記念し、Kurt Cobain自らがデザインした『Jag-Stang』が復刻
https://www.ikebe-gakki.com/blog/artist-kurtcobain-jagstang/
今でもKurt Cobainが絶大な影響を与えていることが伺い知れます。
これだけ高値で売れるってわかったら、そのうちジャガーとかも出てきそう。
まとめ
今回はKurt CobainのギターMartin D-18Eについての記事でした。
正直、MTVアンプラグドでのあのギター音は単体では良い音とは思わないし、
自分が弾く時、あの音だと弾きにくそうって思うくらいですが、
Nirvanaのサウンドにはとてもマッチしていて素晴らしいと思います。
あれがもし、普通のアコギの音だとここまで話題にならなかったかもしれません。
それにしてもギターに6億は高いと思うけど。
個人的には、NirvanaのMTVアンプラグドのサポートギタリストが
弾いているカラフルなアコギも気になるところですが…またちょっと調べときます。。
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